季刊ココア共和国vol.11

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2012/12/1
詩人・秋亜綺羅による個人季刊誌第11号。
右開きからが詩、エッセイ。左開きではブログを編集。

今号も、実力ある豪華なゲスト陣ですぜ。

高木秋尾は、「詩壇の妖怪」と呼ばれるているようで
「多魔三郎」という異名もあり、ときどき蝦蟇に変身するらしい。
最近は二行詩の運動もしているようです。

日原正彦といったら名古屋の詩人、
と思っているひとは多いと思います。
いまは東京・稲城市に転居しています。
日原が長年つくってきたレトリックの美しさには、
固定のファンも多いようです。

榎本櫻湖は、若い詩人なのに、しっかり現代詩をしているな、といった感じ。
わたしなどはややもすると、文法を壊したがるのだけれども、
榎本の国文法はとんでもなく正確です。
なにか半端じゃない魅力。
今回のココア掲載の詩は「BL詩」だと、ツイッターに榎本は書いていたけれど、
わたしの世代でいう「少年愛」とはかなり違うみたい。
美少年どうしの厳格(?)な愛……。
日本の現代詩が忘れていた、叙事詩が広がっていくようです。

浪玲遥明は、ブログで出会った、高校2年生。
自分の詩を冷静に判断する力があるし、詩論もちゃんとある。
浪玲独自のロジックとリズムを、
計算ずくで築いていけるのも、才能だと感じます。

いまやココアの常連になりつつある恋藤葵は、高校3年生。
いま石巻に住んでいるけれど、来春には仙台の大学に来ていると思います。

秋亜綺羅の詩だけれど。
榎本櫻湖と電話したとき
「秋さんとわたしの詩は、切り口が真逆ですよね」
という話になったのです。
「そうかな。目的地はいっしょのような気もするけれど……」
といってはみたものの…。
(よし、真逆を書こう!)
と思い立ったのが、この3篇の詩。

今号はほかに秋亜綺羅のエッセイが2つ。
「かわいいものほど……」は3年ほどまえに書いて、
ブログに出していたもの。
「秋葉和夫校長……」は書きおろしです。
これは岡田幸文の厚意で
「midnight press WEB」第4号でも配信されることになりました。